雪山登山で着用するハードシェル(アルパインウェア)は、厳しい寒さや雪の混ざった風雨にも耐えうるタフなジャケット。ですがそれだけに、「ゴワゴワして動きにくい」と感じることも……。「ハードシェルの基本性能はそのままに、もっと動きやすいウェアがあったらいいのに」と、そんなふうに思う人もいるのではないでしょうか。
ミレー発・ウワサの「ティフォンシリーズ」を雪の立山で試してみた
そこで今季おすすめするのは、フランスのアウトドアブランド「Millet(ミレー)」から発売されている「TYPHON 50000 WARM(ティフォン50000ウォーム)シリーズ」。”全天候型・高透湿防水ウェア”という触れ込みですが、実際のところはどうなのか? 先日、11月の立山を歩いた弊社スタッフが着用したところ、その実力は想像以上のものでした。
今回YAMAPスタッフが試したのはこちらの製品
ハードシェルなのに柔らかくて動きやすい!
実際に着用してみてまず感動するのが、その素材感です。ハードシェル特有のゴワゴワ感がまったくなく、まるでソフトシェルのような手触り。ストレッチもバッチリ効いているので、動きが制限されません。
パンツに施された、細やかな気配り
耐風・防水・保温性がありながら、蒸れにくくあたたかい
もう一つ感じたのは、行動中の大敵である”蒸れ”への強さ。ティフォン 50000 ウォームシリーズの透湿性は、一般的なレインウェアのなんと2〜3倍近く! ウェア内の熱気を効果的に逃がしてくれるので、それだけ汗冷えのリスクを軽減してくれます。上下ともに裏地に起毛トリコットを採用していて、保温力もバッチリ。
今回の山行では歩き出して2時間ほどで天候が崩れ出し、途中、吹雪の中を歩くシーンがありました。おそらく風速20mくらいはあったかと思います。結局、当初計画していた雄山登頂はあきらめ、一ノ越あたりで引き返すことに。
そんな荒れた天候でしたが、行動中に蒸れが気になったり寒いと感じたりすることはほぼありませんでした。むしろ、「耐風・防水・保温性がありながら、こんなに蒸れにくくてあたたかいなんて……」と、”全天候型・高透湿防水ウェア”の威力を図らずも実感する山行となったのです。
果たして気になるお値段は?
さて、これだけ高機能で使い勝手がいいとなると、やはり気になるのが価格面ですよね。冬の雪山登山で使うハードシェルはジャケットだけで一般的に5〜6万円台から。物によっては10万円を超えることもあります。
その点、ティフォンシリーズはジャケットで2万9千円(税別)、上下揃えてもおよそ6万円と驚きのコスパ! 特に雪山エントリー層は冬靴にアイゼン・ピッケル、グローブにバラクラバなど揃えなければならないものが多いので、これは嬉しい選択肢です。
雪山登山だけでなく、スキーやスノーボードでも使えるのも、ティフォンシリーズのお得なところ。さらにシルエットも洗練されているので、冬のタウン・日常使いまでと、実に幅広い用途が期待できます。
(撮影:Masaru “Jumbo” Kadotani)
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実際、YAMAPスタッフの中にも、このキャンペーンを利用して気になるミレー製品を購入している人がちらほら。
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製品情報
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YAMAP MAGAZINE 編集部
登山アプリYAMAP運営のWebメディア「YAMAP MAGAZINE」編集部。365日、寝ても覚めても山のことばかり。日帰り登山にテント泊縦走、雪山、クライミング、トレラン…山や自然を楽しむアウトドア・アクティビティを日々堪能しつつ、その魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと奮闘中。
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