学ぶ
プロ直伝の一眼カメラ撮影(山の花編)|初心者でも明日から使えるテクニック
「絶景や高山植物を一眼カメラで綺麗に撮りたい!」登山者ならば誰しもが一度は抱いたことがある思い。ですが自分に扱えるか心配で、一歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか?
でも実はコツさえ覚えれば「美しい背景ぼけ」や「絶景と一輪の花」などの雰囲気のある写真が簡単に撮れるようになるのです。
今回の記事では、防塵防滴性能を備えた、登山にぴったりな小型軽量一眼カメラOM SYSTEM「OM-5」をフィールドに持ち出して、写真家の吉住志穂先生から「山の花を美しく撮影する方法」を教えてもらいました。生徒役はモデルの菖蒲理乃さん。果たして菖蒲さんは、美しい写真が撮れるようになったのでしょうか?
目次
一眼カメラを片手に、夏の霧ヶ峰高原へ
──ふたりが「OM-5」を手に長野県諏訪市にある霧ヶ峰高原を訪れたのは、8月の上旬。都心ではうだるような暑さでしたが、さすがは霧ヶ峰。陽光は強いものの涼やかな風が吹く、登山に絶好の天気に恵まれました。
撮影の散策路。1時間半ほどで周回できる手軽さながら、草原・山頂・湿原を堪能できる贅沢コース
──スタートは車山肩のバス停。「写真を撮るのは好きだけど、一眼カメラに触れるのは高校の頃以来」とちょっと不安げな表情なのは、生徒役の菖蒲理乃さん。花を撮るのが大好きな写真家の吉住志穂先生が、霧ヶ峰を歩きながら植物を美しく撮影するテクニックを伝授していきます。
菖蒲理乃(以下菖蒲)
今日はよろしくお願いします! 実は私、高校時代は写真部で一眼カメラも使っていたんですが、カメラ任せのAUTOモードのみ(汗)。レンズも標準的なものを1種類しか使ったことがない「なんちゃって部員」でした。最近はほぼスマートフォンでしか撮影していなくて…。改めて勉強させてください!
吉住志穂(以下吉住)
よろしくお願いします。ついつい手軽なスマートフォンで撮影してしまう気持ち、よくわかります! でも一眼カメラを使えば、綺麗な仕上がりの写真が撮れるし、明るさを変えたり背景をぼかすなど、すごく多様な表現ができるので、きっと夢中になりますよ。
──さてさて、どんな写真が撮れるのでしょうか。
防塵防滴性能を備え、小型軽量でハイスペックなOM SYSTEM 「OM-5」
──「OM SYSTEM」は、ハーフサイズカメラ「オリンパスペン」で一世を風靡した「オリンパス」から映像事業に関わる部門が独立・分社化した「OMデジタルソリューションズ」が手がけるブランド。約90年にも及ぶオリンパスのDNAを引き継いだ名機をリリースし続けています。
今回ふたりが使用する機材は「OM SYSTEM」の一眼カメラ「OM-5」と標準ズームの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」、望遠ズームの「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」という2本のレンズ。
「OM-5」は、雨中や低温下などの過酷な環境でも撮影を続けられる防塵・防滴・−10℃耐低温設計を備えた一眼カメラ。丈夫さと軽さ、描写の美しさから、多くの登山者に注目されているモデルです。
吉住
私も「OM SYSTEM」のカメラを使って仕事をしていますが、2022年に発売された「OM-5」は、小型軽量(バッテリー込414g)で持ち運びがしやすく、丈夫。それでいてキレのあるシャープさと美しいぼけを両立することができる、まさに登山にうってつけのカメラだと思います。
強力な手ぶれ補正も搭載されているので、手ぶれしがちな「花のクローズアップ撮影」でも頼りになりますよ。
菖蒲
確かにすごく軽いし、女性の手にも馴染むコンパクトさも使いやすそうですね。丈夫なのも、登山にはとても嬉しいポイントです。高価なカメラを持っていると、色々心配も多くなりますから…。
講義1|綺麗な写真の第一歩は「アングル決め」
──車山へ向かう登山道の幅は広く、なだらかな上り坂が続きます。足元の岩に気をつけながら登り始めると、すぐさま高山植物たちが出迎えてくれました。さっそく「ヨツバヒヨドリ」にカメラを向ける菖蒲さん。
「OM-5」のピント合わせは、シャッターボタンの半押しでも可能ですが、液晶画面にタッチすることでも可能です。菖蒲さんはスマホ感覚でピントを合わせられる液晶タッチを選択、さっそく最初の一枚を撮影します。レンズは標準ズームの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」をチョイス。
菖蒲さんが撮影した最初の1枚。綺麗に撮れているようだが、良く見るとロープが映り込んでおり、背景に広がりもない(使用レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO)
吉住
液晶タッチによるピント合わせは、画面を見ながら被写体をタッチすればOKなのでとても直感的です。最初の一枚からピントも明るさもバッチリ撮れましたね。
でも、よく見ると背景上部にロープが写り込んでしまいました。花が咲くエリアでは高山植物を守るためにロープが張られている場所があるので、それらの人工物が入らないアングルを探すと、もっと良い写真になると思いますよ!
また、立ったままの高さから撮ってしまったため、すぐ下の草が背景になってしまっていますね。奥行きを出すと、もっといい写真になると思います。
菖蒲
確かに、人工物が入ってしまうとちょっと興醒めです…。奥行きがないからのぺっとした印象かも…。
吉住
背景にロープが入らないように、花と同じぐらいのアングルから撮ってみましょう。
──今度はしっかりとアングルを確認しながら、吉住先生のアドバイスに従って撮影すると、全く違う雰囲気の写真になりました。
低い位置から抜け感のある背景で2枚目を撮影。雰囲気が一変した(使用レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO)
菖蒲
アングルをちょっと変えるだけでこんなに印象が変わるんですね! びっくりです。
吉住
2枚目の写真は、遠くの山々や青空が背景になり、花の咲いている環境が伝わりますね。「OM-5」は液晶モニターが可動式なので、ローアングルでも楽な姿勢で撮影ができるのも便利なポイントなんです!
アングル決めの基本
- (1)背景に写真の雰囲気を損なう人工物などが映り込まないように注意。
- (2)高さを変えて良いアングルを探してみよう。
- (3)ファインダーを覗きにくいローアングル撮影は、液晶モニター利用が便利。
講義2|被写体を引き立てるための「背景ぼかし」
──続いて、吉住先生が見つけたのは「ハクサンフウロ」。夏の山ではお馴染みのピンク色の可憐な花です。さっそく写真を撮ってみた菖蒲さんですが…。
背景がぼけてはいるものの、花の全体像もわからず取り留めのない写真に(使用レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO)
菖蒲
なんだか、背景の緑がちょっと単調な気がして…。あと、もっと花の存在感が出ると良いんですが…。
吉住
「ハクサンフウロ」はとても小さい花なので、存在感を出して撮影しないと、背景に埋もれて目立たない写真になってしまうんです。
そこでポイントとなるのが2つ目のテクニック「背景ぼかし」。被写体にピントを合わせて背景をぼかすことで主役を引き立てることができます。
まずはカメラのモードを変えましょう。モードダイヤルを回してAモード(絞り優先オート)にしてください。
菖蒲
モード? 以前に一眼カメラで撮影した時はPモード(プログラムオート)しか使ったことがないんですが、Aモードってどういうものなんでしょうか?
吉住
Pモードは、カメラが環境を自動で判断して最適な設定にしてくれる便利なモードです。でも、ぼけのコントロールができないので、今回のようにあえて背景をしっかりぼかしたいときには不向き。
一方Aモードは「絞り優先オート」のことで、“絞り値”を変えることができます。絞り値は「F〇〇」と画面に表示されており、値を小さくするほど、ピントが合う範囲が狭くなり、その前後がぼけて撮影できるんです。カメラ上部手前側のダイヤルをクルクル回すことで簡単に調整可能です。
背景をぼかすためのコツは、ざっくり4つあります。今説明した「①絞り値を小さくする(絞りを開ける)」に加えて「②ズームアップで撮る」「③花に近づく」「④花と背景が離れているアングルを探す」です。
菖蒲
難しそう…でもやってみます!
吉住
いきなり全部理解するのは難しいので、順を追って説明しますね。
まずは「①絞り値を小さくする」から。Aモードにして絞りの値を一番小さくしてみましょう。
続いて「②ズームアップで撮る」。レンズのズームリングを回して、目一杯ズームアップしてみてください。
絞りとズームの調整が終わったら「③花に近づく」ですが、この際に忘れがちなのが「④花と背景が離れているアングルを探す」という点。
真上から花を撮影すると地面の葉っぱが背景になってしまい、花と背景の間に距離が取れません。そうすると背景がぼけにくい。
一方、横や斜めから花を撮ると、背景が遠くなるので距離が生まれます。そうすると、しっかりとぼけが作れるんです。
アドバイスをもとに斜めから撮影。陰影がある緑を背景にしてぼかすことで、花の色を際立たせた(使用レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO)
──アドバイス通り、ひとつひとつ順を追って撮影していく菖蒲さん。「うまくぼかせた〜!」とすでに撮影に夢中な様子で、たくさんシャッターを切っていました。スマホでは表現できない、自然なぼけが美しいですね。
背景ぼかしの基本
- (1)絞り値を小さくすると、ピントが合う範囲が狭くなり背景がぼけやすい。
- (2)ズームアップで撮ることでも背景がぼけやすくなる。
- (3)被写体に近づき、背景が離れているアングルで撮る。
講義3|少し離れた花を撮影するなら「望遠レンズ」
──とはいえ、被写体が遠くにあるケースも多いのが登山中の撮影の難しいところ。撮りたい花がいつも近くに咲いているとは限りません。そんな場合のテクニックとして吉住先生が教えてくれたのが「望遠レンズの活用」です。
登山道から離れた花は、標準レンズではズームアップしきれない
吉住
登山中には、登山道から離れた場所にある花を撮りたいこともありますよね。でも、登山道を外れて花畑に足を踏み入れるのはもちろんNG。
そんなときは望遠レンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO)に交換しましょう。少し遠くに咲いている花をアップで撮ることができ、背景もしっかりぼかせます。
菖蒲
レンズの交換! 一眼カメラっぽくてウキウキしますね。
OM-5は、イメージセンサーへのゴミの付着を防止する機能が備わっているので、屋外でのレンズ交換も安心
吉住
レンズを望遠にするほど「ぼけ具合」は大きくなるので、今まで使っていた標準レンズよりもしっかりぼかすことができますよ。一眼カメラはレンズの種類も豊富。交換して撮影できるのもメリットです。
望遠レンズというと遠くの風景を撮るレンズというイメージがありますが、実は背景をぼかしながら、ちょっと離れた距離の花を撮るのにもおすすめです。
レンズを交換するときは電源を切り、カメラを下向きにして埃や雨が入らないように注意しましょう。カメラ内部のイメージセンサーに埃や水が付いてしてしまうのは、カメラにとって命取りです。
菖蒲
それを聞くと、緊張してしまいます(汗)。
吉住
そんなに緊張しなくても大丈夫。「OM-5」にはセンサーに付着したゴミ・ホコリを瞬時に除去するSSWF(スーパーソニックウェーブフィルター)が搭載されているので、屋外でも安心してレンズ交換ができるんです。
離れた場所にある花でも望遠レンズでズームアップすれば、大きく精密に撮影できる(使用レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO)
──早速望遠レンズに付け替えた菖蒲さん。講義2で教えてもらった通り、絞り値を最小にし、ズームアップして少し離れた場所にある花を撮影してみました。大きなぼけに驚きながらも撮影した写真にご満悦の様子。
ちなみに「OM SYSTEM」のカメラが採用している「マイクロフォーサーズ」という規格はレンズの種類も多く、他の規格のレンズに比べて小さくて軽いため、登山に持って行きやすいのも大きなメリットです。
望遠レンズの基本
- (1)花に近づけない場合は、望遠レンズに換える。
- (2)レンズ交換の際は電源を切りカメラを下向きにして埃や雨が入らないように。
- (3)標準レンズよりも背景をぼかしやすい。
講義4|背景の雰囲気を表現する「広角接写」
ここまでの講義で背景をぼかすことには慣れてきた菖蒲さんだが…。望遠レンズを使ったこの一枚は、単調な背景になってしまった(使用レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO)
──望遠レンズに夢中の菖蒲さん。道の脇に咲いているカワラナデシコを見つけカメラを向けますが…。「背景はぼけたけど、岩の色しか入らない」と物足りなさげ。そんな菖蒲さんに吉住先生は再びレンズ交換を勧めます。
吉住
望遠レンズは背景をぼかしやすいんですが、ぼかしすぎると背景の雰囲気が伝わらない写真になってしまう場合も。そんな時は効果的に広角で撮影してみましょう。
先ほどまで使っていた標準レンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO)に戻してみてください。
標準レンズに戻して「広角接写」で撮影した一枚。蜜を吸う蜂の緻密な描写と登山道の迫力ある風景を同居させることができた(使用レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO)
──先生のアドバイス通り、再び標準レンズに変えて撮影を試みた菖蒲さん。ナデシコはアップで写っているのに、ゴツゴツした登山道、両脇の草むら、澄んだ青空が写り込み、周囲の様子が伝わる一枚が撮れました。
菖蒲
すごい! 周囲の雰囲気がしっかり表現されている素敵な写真になりました。
吉住
広角での撮影は風景を広く写すイメージが強いのですが、花に近づけばある程度の接写も可能です。背景がいいシーンでは、周囲の雰囲気と花の両方を素敵に撮影できる“広角接写”のテクニックが有効ですよ。
広角接写の基本
- (1)背景の雰囲気をしっかり写真に収めたいなら広角での撮影もおすすめ。
- (2)被写体だけでなく、背景まで意識してアングルを考える。
講義5|写真の明るさを変える「露出補正」
──花を探しながら撮影していると、あっという間に車山の頂上に到着しました。ここからは下り坂です。急な階段を降りると眼下には白樺湖が見えるロケーション。その先には、湿原沿いの木道が続きます。
湿原の手前でベルのような形をした「ツリガネニンジン」を発見。背景にぼけを作りつつ、撮影してみた菖蒲さんでしたが…。
きれいに撮れているのだが少し暗いため、花の美しさを表現しきれていない(使用レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO)
菖蒲
なんだか、写真が暗くなってしまって全体的に印象の薄い写真になってしまいました。
吉住
光の入り具合によって、写真が暗くなってしまうことがあります。暗めのイメージが合う被写体もあるんですが、今回の場合はもう少し明るく撮ったほうが素敵になりそうですね。そういう時に使いたいテクニックが「露出補正」。画像の明るさを変える方法です。
カメラ上部奥側のダイヤルを回すと、画面上で±0.0と表示された数値が変わります。プラスにすると明るく、マイナスにすると暗くなるので、液晶画面を見ながらちょうどいい明るさになるところで撮ってみましょう。
──先生のアドバイスを受けて明るさを調整してみると…、その差は一目瞭然です。
露出を上げて明るく撮影。光を写すことができたため、花が生き生きとした表情になった(使用レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO)
菖蒲
明るくした方が断然きれい! 花がとっても可愛らしくなった感じがします。
吉住
特に逆光(被写体の後ろから光が入る状況)では暗く写りがちなので、少し明るくしたほうが写真の印象が良くなります。肉眼で見た明るさと合わせた露出を「適正露出」といいますが、あえてそこから露出をずらして、明るめ・暗めに撮影しても、雰囲気が出てきます。撮りたい写真のイメージに合わせて調整してみましょう。
露出補正の基本
- (1)露出をプラスにすると明るく・マイナスにすると暗い写真が撮れる。
- (2)肉眼で見た明るさから、敢えて露出をずらすことで雰囲気のある写真が撮れる場合も。
講義6|光を活用して雰囲気を演出「順光と逆光」
──撮影に夢中になっているうちに今回の講義も終盤。車山肩の駐車場に戻って来る頃には、太陽の位置が真上から少し移動し、光に傾きが出てきました。
吉住
太陽が真上から少し移動したので、順光と逆光についてもレクチャーしますね。
菖蒲
順光と逆光、モデルのお仕事でもよく耳にします。順光が正面から光が当たる状態、逆光が後ろ側から光が当たる状態ですよね。
吉住
そうです。花に対して正面から光が当たる「順光」では花がくっきりと写ります。一方で逆光では、花びらが透けるので光の存在を強く感じる写真になります。
ただ花にカメラを向けるのではなく、花に対してどのような光が当たっているのかを意識しながら撮れるようになれれば、かなりレベルアップしたと言えますね。
順光で撮影したアザミと蝶。被写体の隅々まで光が行き渡り、躍動感が出ている(使用レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO)
菖蒲
確かに! アザミを撮影してみたんですが、順光だとくっきりわかりやすい写真が撮れる印象です。花と蜜を吸う蝶が綺麗に撮影できました。羽の影が花にかかっている点も素敵!
先生が撮影した逆光のアキノキリンソウ。花びらや葉が透けており、光を感じる仕上がりになっている(使用レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO)
順光と逆光の基本
- (1)「順光」は正面から光が当たる状態。「逆光」は、後ろ側から光が当たる状態。
- (2)順光では被写体がくっきり撮れる。逆光では光の存在を強く感じる写真が撮れる。
講義を終えて
──あっという間の講義を終えてスタート地点に戻ってきたふたり。すっかり打ち解けた雰囲気で、写真談義にも花が咲きます。
菖蒲
先生、今日はありがとうございました。短い時間でしたが、かなりいろいろなことができるようになったと感じています! 一眼カメラってやっぱり面白いですね!
「OM-5」も、とても使いやすかったです。液晶タッチの撮影が、スマホ感覚でとても直感的でした。あとは、とにかく軽い。ストラップで首筋が擦れる感じもしませんでした。
吉住
ありがとうございました。とっても飲み込みが早くてびっくりです。「一眼カメラは、スマホに比べて操作が難しそう」と敬遠する方も多いんですが、順を追って使い方を理解していけば、意外と簡単に素敵な写真が撮れるものです。
使い慣れていけば、スマホよりも自分の意図した設定ができるので、思い通りに撮れるのがうれしく感じますよ。ぜひ、これからも練習してくださいね!
──夏の霧ヶ峰を舞台に実施した今回の一眼カメラ講義。「素敵な記録」と「素敵な記憶」。その両方が残る、楽しい一日になりました。
皆さんも、「OM-5」を片手に山の絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか?
協力:OMデジタルソリューションズ
YAMAP MAGAZINE 編集部
登山アプリYAMAP運営のWebメディア「YAMAP MAGAZINE」編集部。365日、寝ても覚めても山のことばかり。日帰り登山にテント泊縦走、雪山、クライミング、トレラン…山や自然を楽しむアウトドア・アクティビティを日々堪能しつつ、その魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと奮闘中。
この筆者の記事をもっと読む公式SNSで山の情報を発信中
自然の中を歩く楽しさや安心して山で遊べるノウハウに関する記事・動画・音声などのコンテンツをお届けします。ぜひフォローしてください。