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登る
谷川岳、赤城山だけじゃない|群馬県最強&穴場の山、温泉、グルメとは?
群馬県には日本百名山11座や「ぐんま百名山」もあり、どの山に登ろうかと迷ってしまうほど名峰がたくさんあります。今回は、YAMAPユーザーさんが投稿してくれた活動日記を分析。群馬で人気の山、温泉、グルメをランキング形式で発表します。さらに、まだ、あまり知られていないユーザーさんが見つけた、とっておきの「穴場の山」も紹介。この記事を参考に「群馬の山旅」の計画を練ってみてはいかがでしょうか?
目次
応募総数8,000件の中から、「私が見つけた群馬」ベスト10を発表
群馬県は、豊かな自然が残る日本有数の山岳県。近年は、「ぐんま百名山」や国内最長の稜線トレイル「ぐんま県境稜線トレイル」が整備されるなど、県全体で山岳観光に力を入れています。2023年は全国の登山者に「群馬の山の魅力」を知ってもらうため、群馬県とYAMAPがタッグを組んで「私が見つけた群馬」活動日記投稿キャンペーンを実施しました。
キャンペーンの内容は、群馬県での登山や温泉、グルメなどの思い出をハッシュタグをつけて活動日記に投稿してもらうというもの。約2ヶ月半の期間に、8,000件以上の投稿が集まりました。今回は活動日記に登場した、「山」、「温泉」、「グルメ」のベスト10を発表! さらにユーザーさんが見つけた、穴場の登山ルートについても紹介しましょう。
【山部門】「私が見つけた群馬」に登場する山ベスト10
ランキング | 山名 | 標高 | 難易度 | 体力度 |
1位 | 赤城山 | 1,828m(黒檜山) | B | 2 |
2位 | 谷川岳 | 1,977m(オキノ耳) | B | 2 |
3位 | 榛名山 | 1,449m(掃部ヶ岳) | A | 2 |
4位 | 尾瀬ヶ原 | 約1,400m | A | 3 |
5位 | 妙義山 | 1,104m(相馬岳) | C | 3 |
6位 | 日光白根山 | 2,578m | B | 2 |
7位 | 至仏山 | 2,228m | B | 2 |
8位 | 武尊山 | 2,158m | C | 4 |
9位 | 荒船山 | 1,423m | B | 2 |
10位 | 岩櫃山 | 803m | C | 2 |
*尾瀬ヶ原は、山ではないがカウント
*難易度・体力は「群馬山のグレーディング」を参考にした
山部門の1位は、地元の方にふるさとの山として親しまれている赤城山でした。赤城山は上毛三山の中で、唯一日本百名山、日本百景にも選ばれており、なだらかな裾野を持つ優美な山容が魅力です。
そして2位は、昭和初期の著名登山家、大島亮吉が「近くて良い山なり」と絶賛した谷川岳。首都圏から日帰りできる場所にありながら、ダイナミックな山岳景観を満喫できます。
3位以下もきれいな円錐形の独立峰・榛名山や高山植物の宝庫である尾瀬など個性的な山が目白押しでした。
ここからは、惜しくもランキングに入らなかった「穴場登山コース」を、YAMAPユーザーさんの活動日記からご紹介しましょう。山の魅力だけでなく、グルメや温泉も楽しめるコースなので、次の山プランを選ぶときの参考にしてください。
私が見つけた群馬|穴場登山コース① 戸神山・高王山(沼田市)
「戸神山・高王山」 投稿者:下町のエキストラさん
<日帰り:戸神山登山口→戸神山→高王山→戸神山登山口>
コースタイム:4時間33分
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戸神山は、山中に可愛い木彫りのオブジェがいっぱい
新潟県在住の下町のエキストラさんは、秋晴れのある日、戸神山(とかみやま・771m)から高王山(たかおさん・766m)への縦走に出かけました。戸神山は、低山ながら独立峰のため眺望が見事、高王山は戦国時代の山城の面影が残っているのが見どころです。
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登山口にある虚空蔵尊で山行の安全祈願
さらに、戸神山の魅力は他にもあります。「メルヘン」と多くのYAMAPユーザーがコメントしているオブジェが登山道にたくさんあるんです。これらのオブジェは、地元に木彫り彫刻家さんの作品とか。登山道をふさいでしまった倒木を片づけるボランティアをしながら製作しているそうです。
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左から、赤い首輪がキュートな子犬、コロナ禍で話題になったアマビエ、阪神タイガース(?)
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広々とした山頂からは360度の大展望が広がる
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戸神山で大展望を満喫したら紅葉が美しい、高王山へ縦走
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シャンプー、リンス、ボディソープが完備で手ぶらでも気軽に楽しめる「楽楽の湯」
山旅の締めは、やっぱり温泉です!「楽楽の湯」は、2019年にオープンしたばかり。泉質は、刺激が少ない優しいアルカリ性単純温泉で、赤ちゃんからお年寄りまで入れる万人向けの温泉です。
「温泉で心と体を癒やします。檜の香りが漂う···。温泉旅館に宿泊したような気分です。今日も群馬の山と温泉を満喫しました!」(下町のエキストラさん)
私が見つけた群馬|穴場登山コース② 上州水沢山(渋川市)
「花よりうどん? @上州水沢山」 投稿者:リックさん
<日帰り:水澤観音登山口→上州水沢山(浅間山)→水澤観音登山口>
コースタイム:4時間47分
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登山中に出会ったツツジのアーチ
登山歴14年のリックさんは、数日前に訪れたぐんま百名山の根本山(1,199m)が楽しかったので、同じく上州の里山、水沢山(1,194m)への山行を計画。水沢山は、榛名山の寄生火山で鋭く尖った独立峰が特徴的な山です。登山口は、坂東三十三観音の16番目の札所であり、パワースポットとしても知られる水澤寺です。
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1300年の歴史を誇る水澤観音からスタート!
「曇りで展望が無いのに次々と人とすれ違う。地元民の愛され山のよう。ツツジ系がキレイかと思いきや、絶滅危惧種のラン科との出逢いがありました。微妙な天気の中、充実の時間が過ごせました」(リックさん)
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左)絶滅危惧種のエビネラン 右)シャクナゲ
サクッと登った後は、お楽しみのご当地グルメと温泉へ。本日の下山メシは、水沢うどんです。水沢うどんは、稲庭うどん(秋田県)、讃岐うどん(香川県)と並ぶ「日本三大うどん」のひとつ。約400年前に、水澤寺の参詣客向けに手打ちうどんが振る舞われたのが起源とか。現在でも昔ながらの伝統的な製法が守られ、小麦粉、塩、水沢の水だけを使ったコシが強く透明感のある麺が特徴です。
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大澤屋さんの柏セット(ざるうどん+舞茸天ぷら+小鉢2品)、1,540円
「食べ応えのあるデッカいマイタケ。コシのある水沢うどんは良い。さすが日本3大うどん!」
そして、温泉は県北西部の東吾妻町にある吾妻温泉(根古屋城温泉)。ここは、露天風呂からの眺望が抜群。ぬるめのお湯なので、のんびりとつかりながら心ゆくまで景色を楽しみましょう。
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昭和レトロなタイルがかわいらしい浴槽
「リーズナブルそして何より貸切秘湯感。タイル張りの円形湯船がお気に入り。天気が良ければ、露天からは赤城山をはじめ上州の山々が見渡せるそう」
水沢山は、独立峰なので展望がよいことは知られていますが、花の種類も豊富だったんですね! 美味しそうな水沢うどんと展望を独り占めできそうな根古屋城温泉のセットも、いい感じです。これからも、素敵な上州の山旅投稿をお待ちしています!
【温泉部門】「私が見つけた群馬」に登場する温泉ベスト10
ランキング | 温泉名 | 近隣の主な山 |
1位 | 伊香保温泉 | 榛名山・水沢山 |
2位 | 富士見温泉 | 赤城山 |
3位 | 草津温泉 | 草津白根山 |
4位 | 万座温泉 | 草津白根山 |
5位 | 四万温泉 | 石尊山 |
6位 | 水上温泉 | 谷川岳 |
7位 | 榛名湖温泉 | 榛名山 |
8位 | 霧積温泉 | 鼻曲山 |
9位 | 老神温泉 | 尾瀬 |
10位 | 鹿沢温泉 | 四阿山 |
※「草津白根山」は火山活動が活発なため、2024年2月現在、山頂や湯釜などには立ち入れません。周辺の芳ヶ平や横手山への登山は可能です。
群馬県には90以上の温泉地があり、関東一の「温泉大国」。その特徴は、泉質がバラエティに富んでいること。一般的に温泉の泉質は10種類に分類されますが、そのうち放射能泉以外の9つが群馬県にはあるのです。群馬の温泉に出かける際は、事前に泉質や効能を調べておくと、温泉の楽しみがさらに広がります。
「私が見つけた群馬」活動日記キャンペーンでも伊香保、草津、万座など昔から知られる有名温泉がランクインしていますが、知られざる秘湯もたくさんあるので、山の帰りに寄ってみてはいかがでしょうか?
私が見つけた群馬|穴場登山コース③ 角落山(高崎市)
「霧積温泉から角落山」 投稿者:あっこさん
<日帰り:駐車場→十六曲峠→剣の峰→角落山→霧積温泉→駐車場>
コースタイム:8時間6分(温泉休憩含む)
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標高1000mを超える山中にある霧積温泉の一軒宿「金湯館」
群馬秘湯の会メンバーと島川源流にある静かな名峰、角落山(つのおちやま、1,393m)に出かけたあっこさん。山行のフィナーレは、秘境の温泉宿として知られる霧積温泉「金湯(きんとう)館」です。
この宿は、社会派ミステリー作家で、登山好きだった故森村誠一さんが訪れ、代表作『人間の証明』の舞台として描いたことでも有名。“山奥の秘湯”という言葉が、本当にピッタリ!温泉好きのユーザーには、ぜひとも訪れてほしい宿です。
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剣の峰からはロープやクサリ場のある急登
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山頂からの眺めは抜群。遠くに見えるのは浅間隠(あさまかくし)山
角落山は、古くから山麓の人々の信仰を集めた山で、眺望が良いことで知られてきました。ロープやクサリ場があるので、中級者以上の方に向いている山ですが、展望が好きな方にはおすすめです。
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山旅、最大の目的だった温泉に到着!
「源泉かけ流しのお湯がドバドバと出ていてとても新鮮。ほんのり硫黄の香りのする硫酸塩泉で、泡のベールに包まれます。加温加水なしのちょうどよいぬる湯でいつまでも入っていられる。幸せ~」(あっこさん)
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古いけれど清潔。レトロな雰囲気がステキ。このままここに泊まりたい (あっこさん)
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館内もレトロな雰囲気が漂う
【グルメ部門】「私が見つけた群馬」に登場する山麓グルメベスト10
ランキング | 品名 |
1位 | 水沢うどん |
2位 | こんにゃく |
3位 | ソースカツ丼 |
4位 | 焼きまんじゅう |
5位 | 太田焼きそば |
5位 | 峠の釜めし |
7位 | おっきりこみ |
8位 | 高崎パスタ |
8位 | 鶏めし・鳥めし |
10位 | みそパン |
*5位、8位は同率
水はけの良い土壌と年間を通じて晴れの日が多い群馬県は、古くから小麦栽培が盛んでした。このため、うどんや焼きまんじゅう、パスタなど小麦を使ったご当地グルメが生まれたのです。
ランキングを見ても、小麦を原料とする料理・お菓子が75%と多数を占めています。他にも伊勢崎もんじゃや磯部せんべいなど良質な小麦を使った名物がたくさんあるので、ぜひ味わってみてください。
私が見つけた群馬|穴場登山コース④ 榛名山(高崎市)
「榛名山(掃部ヶ岳)と硯岩」 投稿者:ユーキさん
<日帰り:掃部ヶ岳登山口→硯岩→榛名山(掃部ヶ岳)→掃部ヶ岳登山口>
コースタイム:2時間35分
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硯岩に立つユーキさん。右に見えるのは榛名富士
秋晴れの10月の連休。どこに行こうかと迷ったユーキさんは、下山後に高崎パスタを食べたいと思い、榛名山(1,449m)をチョイスしました。お天気にも恵まれ、念願のパスタに締めの温泉まで、最高の山行だったとのことです。
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(左)下から見上げた硯岩 (右)登り始めから15分で硯岩に到着。榛名湖が輝いて見える
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楽しみにしていた高崎パスタ。茄子のボロネーズと本日のグラタン
「下山後のランチは、高崎パスタを食べに洋麺亭榛名店へ行きました。高崎街中には距離があって悩んでいたところ、洋麺亭榛名店を発見しました。洋麺亭榛名店は、元々お蕎麦屋さんであったのかと思われる和風店舗のたたずまい。店内は座敷が沢山!収容客数はかなり多めで、並ばずに入れました。口コミはお値段高めとありましたが、これほど美味しいなら、絶対お得!と感じる値段でした。高崎パスタって、レベル高いんですね」(ユーキさん)
そして、締めの温泉は、ラストの温泉は、榛東村にある、しんとう温泉ふれあい館。地元の人たちに愛されている施設で、週末でも3時間300円という圧倒的なコストパフォーマンスの高さ! しかもお湯も良いと評判です。ユーキさんは埼玉在住ですが、「群馬県はオススメしたい所ばかりです」とのことでした。
私が見つけた群馬|穴場登山コース⑤ 大岩・碧岩(南牧村)
「【西上州キャンペーン第5弾】 大岩※碧岩にも登ったんだから!」 投稿者:ゆきさん
<日帰り:三段の滝・碧岩登山口→三段の滝→大岩→三段の滝・碧岩登山口
コースタイム:3時間57分
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迫力のある岩峰がそそり立つ大岩
北関東の山を中心に登っているゆきさんは、妙義山以外の西上州の山にほとんど登っていないことにふと気付いてしまったとのこと。そこで、今年の秋から冬は、西上州の山を中心に登ることにしました。
その第5弾に選んだのが大岩(1,133m)。天を突き刺すような鋭い岩峰は、「西上州のマッターホルン」とも呼ばれています。
無事に大岩に登ったゆきさん。次は、さらに険しそうな碧(みどり)岩(1,125m)に向かいます。
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碧岩、あれ登るのか…(ゆきさん)
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ここがヤバい。 (ゆきさん)
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スリリングな道を踏破し、山頂に到着!
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ヒヤヒヤした山行のフィナーレは、やはり温泉へ!
西上州の南牧村にあった共同浴場を復活させ、2018年に開業した星尾温泉 木の葉石の湯。ここは、築200年の古民家をボランティアの人たちが手造りで改装し、薪ボイラーで源泉を湧かしています。(営業日は、金~日と祝日のみ)
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温泉を出たら、「道の駅しもにた」で腹ごしらえ
「下仁田ねぎ味噌ラーメン。まぢ、うめぇ。道の駅しもにたの食堂、ネギがうまいからうまいのだと思ってたけど、そばもラーメンもちゃんとうまい。そして、ミニソフトも、うめぇ!」(ゆきさん)
ゆきさんの「西上州キャンペーン」ですが、この後も続き、第10弾まで活動日記で公開されています。ほかでは味わえないスリリングな西上州の山に興味を持った方は、ぜひ御覧ください!
*編集部注:大岩、碧岩は岩場の連続した上級者向けコースです。登山の際は十分注意してください。
私が見つけた群馬|穴場登山コース⑥ 石尊山(安中市)
「四万温泉と石尊山の紅葉」 投稿者:totromboneさん
<日帰り:石尊山・高田山登山口入り口→石尊山→石尊山・高田山登山口入り口
コースタイム:2時間35分
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ジブリのアニメ映画『千と千尋の神隠し』のモデルとなったとも言われる四万温泉の積善館
昨年4月から群馬県の山を中心に歩いているトトロンボーンさん。11月に奥四万(おくしま)湖から稲包山(1,598m)に登る予定でしたが、あいにくの天気のため、四万温泉でまったり湯治してから近くの石尊山(せきそんさん・1,119m)に登り、見事な紅葉を堪能したとのことです。
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世のちり洗う四万温泉。朝風呂も貸し切りでした (トトロンボーンさん)
四万温泉は、四万種類もの病に効くと言われていることから、その名がついたそう。1200年以上の歴史があり、1954年には青森県の酸ヶ湯温泉、栃木県の日光湯元温泉とともに国民保養温泉地の第一号に指定されました。
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モミジと青空のコントラストが美しい
雑木林の明るい道は、紅葉真っ盛り。このあたりは11月が紅葉のベストシーズンとのことです。
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山頂からは、榛名山をはじめとした上州の山並みが望める
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下山メシは、中之条町の和光庵。のどごしの良い蕎麦
四万温泉のような有名な温泉地の近くにも、穴場の紅葉スポットがあるんですね!石尊山も次第に人気のスポットになりつつあるようで、登山者も増えているとのこと。春になると新緑も美しいそうなので、チェックしてみてください!
まとめ
今回のキャンペーンに投稿いただいた活動日記を読んでわかったのは、群馬県は個性的な山が多いこと。尾瀬のように豊かな生態系が残る湿原から妙義山や大岩のように切り立った岩峰が特徴の岩山まで、自分の好みと登山レベルに合わせてチョイスできます。
その目安になるのが「ぐんま百名山」なので、群馬に出かける前には、県の公式サイトで標高やレベルをチェックしてみてください。温泉やグルメも山同様にバラエティに富んでいるので、お気に入りがきっと見つかるはず。いつ行っても魅力いっぱいの群馬県に出かけてみましょう!
原稿:大関直樹
協力:群馬県、公益財団法人 群馬県観光物産国際協会
フリーライター
大関直樹
小中学校はボーイスカウト、高校はワンダーフォゲル部で自然に親しむ。好きなものは、タバコとお酒と競輪。最近は、山頂で一服すると周りの目が厳しいので肩身が狭いのが悩み。「みなさんが山で嫌な思いをしないように風下でこっそり吸いますので、許してください」
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