投稿日 2019.12.27 更新日 2023.05.23

楽しむ

【2019年1番検索された山はどこ?】YAMAP活動日記検索キーワードランキング

2019年もあと少しですね。みなさんはYAMAPを使ってどこの山に行きましたか?
山に行く前にYAMAPアプリで活動日記などを見て、山の情報を調べることが多いと思います。「YAMAPアプリ内で、ユーザーのみなさんが検索しているキーワードを調べてみたら、面白いかも」と思い、YAMAPアプリで活動日記を検索したキーワードを調べました。

目次

はじめまして。
YAMAPスタッフのあかねです。
登山は超初心者で、なんと今年初めて登山デビューしました。

YAMAPでは「社内登山」という制度があり、平日の勤務時間中に自分たちのつくったYAMAPアプリの実証実験を兼ねて、社員が登山をします。
今年は、社内登山も含めて山に3回行ってみたのですが、あらためて自然に触れるのっていいなと感じ、2020年はもう少しいろいろな山に行きたいと思っています。
また、社内登山に出かける際には、事前にYAMAPアプリや他の人の活動日記で山の情報を調べるのですが、そんなとき、山の先輩でもあるYAMAPスタッフから「YAMAPアプリ内で、ユーザーのみなさんが検索しているキーワードを調べてみたら、面白いかも」と指令が。

そこで実際に、YAMAPアプリで活動日記を検索したキーワードを調べました(2019年1月〜12月の期間の集計)。
YAMAPユーザーならではのニッチな山の名前が上位に来るのか、誰もが登りたい憧れの山が上位に来るのか、ベスト5をランキングで見てみましょう!

 

5位・燕岳

第5位は、北アルプスの女王とも称される燕岳(2,763m)!

先輩スタッフに聞くと「初心者でも比較的登りやすい北アルプスの山の1つ。稜線では真っ白な砂浜のような花崗岩が露出していて、歩くのが楽しくなるよ。また、北アルプスの槍ヶ岳や穂高岳が間近に見え、大展望が広がり圧巻!来年、燕岳でアルプスデビューしてきなよ!」と教えてもらいました。
また、燕岳は稜線に建つ山小屋「燕山荘」の魅力も大きいそうです。人気の山小屋のカフェで美味しいケーキを食べながら北アルプスの雄大な景色を楽しめるとのこと。先輩の話を聞いていたら、だんだん「来年の夏は登ってみようかな!」という気持ちになってきました。
なお、検索の傾向としては、7〜9月の検索ボリュームが最も多く、夏シーズンの登山のために、他の方の活動日記を参考にして予定を組もうとしているということがイメージできました。
燕岳の活動日記を見る

 

4位・大山

第4位は大山
大山には「だいせん」と「おおやま」の2つの読み方があり、「だいせん」だと鳥取県の伯耆大山(ほうきだいせん/1,729m)を指し、「おおやま」だと「大山とうふ」で有名な神奈川県の大山(1,252m)になります。
山名検索だと、「だいせん」と「おおやま」の両方が「大山」で検索されているのでランキング上位に入りました。

鳥取県の大山(だいせん)

鳥取県の大山(だいせん)は中国地方の最高峰で、日本百名山のひとつ。
他の「大山」と区別するため、伯耆大山(ほうきだいせん)とも呼ばれます。日本海に面していて雪が多いことでも知られ、毎年ゴールデンウィークでも、登山道には多くの雪が残ります。また10月末から11月中旬の紅葉は素晴らしく、特に「鍵掛峠」から眺める南壁の山肌と紅葉とのコントラストは日本屈指の絶景ポイントとして人気があり、毎年数万人が訪れます。
なお、時期によっては山頂付近が立ち入り禁止になっているので注意してくださいね。
大山(だいせん)の活動日記を見る

また、YAMAPが運営し、山と街を巡る旅を提案している「環」では、伯耆大山の山旅エッセイや立ち寄りスポットを紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
環の大山のページを見る

神奈川県の大山(おおやま)

神奈川県の大山(おおやま)は、丹沢大山(たんざわおおやま)国定公園に位置し、古典落語でも有名な「大山詣り」で知られています。最近は、パワースポットとして訪れる方も多いようです。また、ピラミッド型の美しい山容で、多彩なコースがあり、都心から約90分で行けるというアクセスの良さも人気の理由です。また「大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)」の参道近くにはお食事処も多いので、初心者の方にもグルメな方にもおすすめです。

ちなみに、2019年の活動日記数だと神奈川県の「おおやま」のほうが若干数が多い結果になっていました。
大山(おおやま)の活動日記を見る

また、小田急電鉄さんと共同で制作したサイト「大山詣り」では冬こそ登りたい大山のおすすめスポットやコースをご紹介しています。こちらもぜひ読んでくださいね。
大山詣り|小田急電鉄×YAMAP

 

3位・谷川岳

第3位は群馬県と新潟県にまたがる谷川岳(1,977m)!
日本百名山のひとつ。都心からのアクセスもよく、先輩スタッフに聞くと、「谷川岳は『近くていい山』として、東京近郊の人には人気がある」とのこと。調べてみると、ロープウェイで一気に1,300mほど上がることができ、初心者でもチャレンジできる百名山ということで私のテンションも上がりました。また、上級者向けの多様なルートもあり、様々な楽しみ方ができます。
谷川岳は双耳峰(そうじほう=2つの頂がある山)で、オキの耳、トマの耳という2つのピークがあります。ちなみに、オキとは「奥」という意味で、トマとは「手前」という意味です。私は、谷川岳について調べるまでは「双耳峰」という言葉すら聞いたことがなかったのですが、谷川岳は日本の中でも有名な双耳峰ということで、どうせなら両方のピークに立ちたいと思うようになりました。

秋は一ノ倉沢の彩り豊かな紅葉が有名で、YAMAPの検索数も秋に多くなる傾向に。他の人の活動日記を調べて、「今の紅葉の最新状況」を確認してから自分がいつ谷川岳に行こうかと考えているユーザーさんの様子が目に浮かびます。
谷川岳の活動日記を見る

 

2位・八ヶ岳

第2位は八ヶ岳(2,899m(赤岳))!
長野県、山梨県にまたがり、南北30kmにも及ぶ広い山域全体を合わせて「八ヶ岳連峰」と呼びます。山域が広いので、深い森の中を歩くのが魅力的な「北八ヶ岳」と、険しい岩稜帯が続き、主峰「赤岳」がそびえる「南八ヶ岳」というエリアに分けられることもあります。
先輩スタッフに聞いてみると「八ヶ岳の魅力は、とにかくコースのバリエーションが豊富で初心者からベテランまで楽しめること。森の中を歩いたり、岩場を歩いたりなど、ルートを変えるだけで何度も楽しめる山!そして、温泉やお風呂のある個性的な山小屋があったり、登山口に温泉があったりと、温泉を楽しめるのもポイントだね」と。
年間を通して訪れる人がいるので、活動日記の検索数が多かったのではないかと思います。

また、キーワード上位5つの山の中で、最も投稿された活動日記数が多く、登っている方も多い山でした。(八ヶ岳連峰の活動日記を合算)

ちなみに、八ヶ岳の白駒の池周辺には485種類の苔が生息する「苔の森」と呼ばれる場所があり、苔に包まれた原生林の神秘的な癒しの世界を求め、通称「苔ガール」の方々が集まる人気スポットにもなっているようです。それにしても、485種類って、スゴイ…。私も苔を見に行きたくなりました。

八ヶ岳の活動日記を見る

 

1位・富士山

第1位は富士山(3,776m)!
日本人なら誰もが「一生に一度は登りたい」と思うのではないでしょうか。日本で一番高い山「富士山」。全国から登山者が集まる山なので、特に遠方から訪れる方も下調べをするため、多くの検索数につながったのだと予想できます。登山道の今の状況やどんな風景が拝めるのかを事前にシミュレーションするときに活動日記を利用している方が多いようです。
富士山の活動日記を見る

富士山は「登る」だけじゃなくて、「眺める」のもおすすめです。YAMAP×富士急で展開している「富嶽三十六景ハイキング」では富士山を眺められる山々を紹介しています。
富嶽三十六景ハイキング|YAMAP×富士急

 

終わりに

こうやってキーワードを見てみるとYAMAPの活動日記がどの時期にどんな風に活用されているか、ユーザーさんの行動が見えてきて面白かったです。YAMAPスタッフの中では「『谷川岳』がかなり上位に出てきたことがとても意外!」と言っている人もいました。

今回、初心者ながら他のスタッフに山の魅力を聞いたり、活動日記を調べたりしてみて「来年はこんな山に行ってみたいな」「山でこんなことしてみたい」と山について考えることができ、来年の登山が少し楽しみになりました。
また、活動日記は他のユーザーの登山を楽しくするための参考になっているということも、あらためて実感しました。

読者のみなさんの検索した山の名前は出てきましたか?
来年もYAMAPを使って様々な山の情報を集めて、安全に登山を楽しんでくださいね!

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