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2020年桜シーズン到来! お花見登山ができる山(九州〜東日本編)

春の花といえばやっぱり「桜」ですよね。YAMAPでも春先には桜に関する活動日記が多く投稿され、可憐な花々がディスプレイに並びます。いつの間にか長い冬が終わり、ニュースからは桜の便りがちらほら聞こえてくる今日この頃。皆さんも春山に行きたくてうずうずしているのではないでしょうか?

今回は間近に迫った2020年の桜シーズンに備え、昨年の春(3〜5月)に桜に関する活動日記が多かった山についてご紹介します。うららかな陽気の中、桜を訪ねてトレッキングすれば、きっと出不精になりがちだった冬モードから身体も目覚めてくれるはずです。

2020.03.13

YAMAP MAGAZINE 編集部

INDEX

関東エリア

YAMAP MAGAZINEでも様々な切り口で取り上げている「高尾山(599m)」ですが、桜の名所としても大人気。桜に関する活動日記もたくさんありました。中でも高尾山頂〜小仏峠方面に向けて進んだ先にある「一丁平」がお花見スポットとして、よくアップされているようです。

むぅさんの活動日記より/「一丁平」には通称千本桜が咲き乱れます

Akaneさんの活動日記より/高尾山ケーブルカーの山頂駅そばの展望台や、薬王院境内などにも数多くの桜が咲いています。お手軽花見登山にはうってつけです

神奈川県の大山(1,252m)は、神宿る山として、古くから多くの信仰を集めてきた山。山中には樹齢400年を超える山桜が4本もあり、2人がかりでも抱えきれないような巨木が天を桜色に染め上げます。これだけの大きさになると、風に舞う花びらも圧巻!

赤い彗星さんの活動日記より/大山桜は「大山の桜」ではなく、「大きな山桜」の意味。写真は大山小学校前バス停から徒歩で約1.2kmの場所に咲く大山桜

次に関東のお花見登山で目立っていたのは、埼玉県の武甲山(ぶこうさん/1,304m)。とはいえ、活動日記を見ていても桜の写真が少ないような……と思っていたら、こちらは「芝桜」の名所「羊山公園」と武甲山を合わせて訪れた活動日記が多く投稿されていました! 見頃は4月の下旬から5月上旬にかけて。武甲山の山開きが例年5月初旬なので、芝桜見学と武甲山登山両方楽しむ方が多いようですね。

くろやぎさんの活動日記より/奥にそびえるシンメトリーな山が武甲山。秩父地方では昔から信仰の対象になっていた聖なる山とのことです

関東で最後に紹介するのは、神奈川県の弘法山(235m)。神奈川を代表する花見の名所としても知られる弘法山公園があり、展望台からは遠くに富士山や大山も望むことができます。弘法山と権現山をつなぐ馬場道も桜の名所と言われていますので、ぜひとも歩きたいところです。

ふなおこさんの活動日記より/展望台から眺める桜満開の弘法山公園。天気が良ければ絶景の富士見ポイントとのことです!

関西エリア

関西でも人気の山「六甲山地」。山中には多くの桜が点在していますが、岡本駅近くの保久良神社(ほくらじんじゃ)周辺や北山貯水池の桜なども美しいとのレポートが多く上がってきていました。

てるまるさんの活動日記より/岡本駅から金鳥山へ向かう途中にある保久良神社境内には、趣のある枝垂れ桜が。神社周辺にも多くの桜が咲き誇ります

くるぼうさんの活動日記より/甲陽園駅から徒歩40分にある北山貯水池もお花見スポットのひとつ。甲山(かぶとやま/309m)やごろごろ岳(565m)、観音山(526m)の登山などと併せてお花見をする登山者も多いようです

奈良県と大阪府に跨がる二上山(にじょうさん/474m ※雌岳)も桜の活動日記が多い山。オススメスポットは二上山雌岳山頂と、奈良県側のふもとにある「二上山ふるさと公園」です。また、山の麓には桜の他にもシャクヤク、ボタンなどの美しい花々が咲き、花の寺としても有名な當麻寺(たいまでら)がありますので、ぜひお花見登山とセットで訪れたいところです。

にくにくさんの活動日記より/二上山雌岳山頂の桜。二上岳の麓には、二上山ふるさと公園の他、當麻寺などの寺院群もあり、至る所で風情のある桜に出会える

ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部でもある吉野山も桜の名山として名を馳せています。3万本とも言われる桜が染め上げる山肌はまさにここでしか見れない絶景。春の古道歩き&お花見なんて素敵ですね。

イサオさんの活動日記から/千本口駅周辺から望む下千本の桜

九州エリア

九州からは、福岡県の「福智山(ふくちやま/901m)」がランクイン。特に投稿が多かったのは山の中腹にある一本桜「虎尾桜」。樹齢600年とも言われるエドヒガンの大木です。また、併せて立ち寄りたいのは、平氏の旗色「赤」の花を咲かせる「源氏桜」と源氏の旗色「白」の花を咲かせる「平家桜」。争いのない世の中であってほしいと、源平の旗色と桜の色を逆にしているそうです。上野登山口から虎尾桜を経て平家桜・源氏桜まで約1時間半の道のりです。

gohanさんの活動日記より/推定樹齢600年とも言われる虎尾桜。その幹周りは実に3.8m。樹高は17mにおよびます

九重連山の南東側、朽綱別れ(くたみわかれ)周辺には、なんと4,000本もの山桜が咲き誇ります。入山は一番水湧水そばの登山口からがオススメ。坊ガツルや鉾立峠、立中山などへのアプローチルート上でもあるため、春先の九重登山を計画する際には、ぜひ、こちらから!

でんあすさんの活動日記より/広範囲にわたって自生しているため、標高の低いところから高いところに向かって、じわじわと満開になっていくとのこと

九重の登山を計画している方は必見! YAMAP MAGAZINE連載「深堀り登山ガイド 九重」はこちらから。

以上、YAMAPで桜に関する活動日記数が多い山を中心にお伝えした「お花見登山ができる山9選(九州〜東日本編)」はいかがでしたでしょうか? 北陸〜北海道編はまた桜前線が北上した頃にお届けします! お楽しみに〜。

トップ画像:さくらさんの活動日記

YAMAP MAGAZINE 編集部

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